腰・肩・首・ヒザの痛みや睡眠の悩みの根本解決を目指します

座・シッター


商品開発
[公式]さわやかマーク整骨院|マークセラピー研究所

座・シッターの開発について

座・シッターは、腰痛、肩こり、ひざ痛などの元凶を重視した結果から、仙腸関節を正しい位置へ整えることを目指した商品です。

骨盤は大切。

「腰は要」 という言葉はよく聞かれると思います。その腰とは骨盤{骨格の中心にあり、積み木を重ねたような背骨を乗せている土台(基盤)となる骨}のことです。骨盤の状態が悪くなると身体の上半身と下半身の両方向に悪い影響を及ぼす可能性があるのです。

座・シッターは、原因不明の腰痛といわれ悩まれている方々をはじめ、膝痛や肩こり等の症状にも悩まれている方々まで含めて、それらの症状の原因に関係していることが多い仙腸関節(骨盤の左右にある関節)という関節を安定させることを目的に開発した商品です。

人間は本来、動物の一種なので‘動く物’なのです。左右の足を交互に前に出して歩くことで、仙腸関節にも地面からの反力(抗力)が左右交互に伝わります。すると、上半身がやじろべぇのように揺れるように反応して、その後、徐々にそのやじろべぇの中心棒に相当する背骨(仙骨を含む)を左右の寛骨という骨が均等のバランスで仙骨という骨を挟み込む仕組みとなっているのです。そのように骨格を正常化に導く意味が歩行にはあります。このことは、おそらく一生涯というヒトの様々な行動や作業を行うことを踏まえたうえで、骨格をリセットする要素として動物的本能として二足直立歩行という人間独自の移動手段として完成されたものでもあるのです。

しかし、現代人はデスクワークが多くなり、腰を下ろしてパソコン等の作業を行うことで活動量が減り、歩行量も減少したため、骨格の歪みを補正するべき機会が減少し、反対に日常生活で発生した骨格の偏った状態が残りやすくなりました。

当研究所は西暦2000年頃より、“長時間の椅子の生活によってリスクが発生している”ことを、対応する研究開発椅子の考案などを通じて提唱してきました。

“利き坐骨”という現象

[公式]さわやかマーク整骨院|マークセラピー研究所

座る時にイスなどの座面と接触するお尻の下の骨の名前は、骨盤の左右に分かれて1つずつある寛骨の中にある“坐骨”といいます。腰かけている時に良い姿勢を保つことは、骨格全体を歪ませない意味でも大切なことです。しかし、長時間椅子に腰かけていると人は疲れを感じて、途中から足を組んだり、肘掛けや背もたれに身体を委ねてしまうのです。するとその姿勢は、お尻の坐骨に正常な体重の加わり方から逸脱した体重のかけ方になります。この不良な状態で長時間お尻に圧力が加わると、坐骨の上に左右ある仙腸関節にも不均等の圧力が伝えられ骨盤に悪い影響を及ぼします。

この仙腸関節という関節は半関節という関節の種類であり、持続的に圧力が加わることで関節が動く特性があるのです。この特性によって、悪い姿勢の時は正常な状態の骨格の位置から良くない方向に関節が動き、良い姿勢は正常な骨格の位置の安定性を高めるか、あるいは良い方向に関節を戻すように動く仕組みがあるのです。ところが、やはり皆さん、良い姿勢はすぐに疲れてしまい、ついつい何かにもたれるような姿勢が楽であるため、悪い姿勢になりやすく知らぬ間に骨盤(仙腸関節)のゆがみが癖づいてしまっていることが多いのです。

実は、まだ世間にあまり知られていませんが、大半の人が“椅子に背中を伸ばした真っ直ぐ正しい姿勢で腰かけたつもりでもお尻の下の座面の圧力が左右で均等になっていない”ことが多く、右か左のどちらか片側の坐骨(お尻)の圧力が高い傾向がみられるのです。

これを当研究所では“利き坐骨”と名付けました(写真のような座面の圧力画像です)。

人間には右利きや利き足という利き側があることは良く知られておりますが、利き耳、利き眼もあります。これは身体の中で、2つある部分では得意側ができる現象なのですが、お尻も2つありますので、どちらかのお尻の方で無意識に体重を偏らせて座っていることが非常に多いのです。

腰かけることを治療目的とした“座・シッター”

座、シッターは、ヒトとしての動物的な本能を失わないために、現代人の膨大な座る時間を逆に有効利用しました。その特徴は、あえて座・シッターの底面の形状を不安定な構造にしたことによります。

座・シッターに腰かけた際には、お尻での体重が乗りやすい座り癖によって座面が水平状態から傾き、さらに傾いた座面に伴って上半身も傾きます。すると背骨の中にある脊柱水平器や小脳、三半規管などの平衡感覚が傾きを感知し、重力に反応して背骨や頭の位置(頭位軸)を水平な安定位にさせようとするために体幹の重心軸が微妙に移動し続けます。

実はこの“ただジッと上体(上半身)が揺らさず、座面を水平な状態で止めようとする行為の仕組み”の中に骨盤を微調節するための要素があるのです。

本当に僅かな範囲で揺れるだけの仕組みなのですが、左右方向に微妙にシーソーのように揺れることで骨盤の荷重バランスを正常化へ促します。その動きは歩行時の左右交互に足を前に出した時の骨盤の動きと上半身の動きに類似いたします。したがって歩いていないのに腰かける(座る)だけで“骨盤バランスを均一化へ促す”ということを目的にした研究商品です。

また骨盤の上半身の骨格という入れ物の中に心臓を始めとする私たちの生命を司る概ねの臓器が収められており、骨格はその内臓を入れている容器であるため、骨盤が傾きその上半身の骨格が歪むと内臓にも影響を及ぼさないとも言い切れないのです。プリンを歪んだ容器で作ると歪んだプリンができますが、身体も同様の現象であることが考えられます。

慢性腰痛や急性腰痛を繰り返しやすく悩まれている方へ

慢性腰痛や急性腰痛の原因には、仙腸関節に関係しているものも非常に多いのです。仙腸関節を整復する当研究所の臨床センターでは過去に多くの症例として、その事実関係を処置を施すことで確認しており、その結果“座・シッター”の必要性を考え具現化いたしました。